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チケットの取り方 2023基本・現状分析編

本人確認をするかどうかの確認を

コロナが落ち着きライブを楽しめる世界が戻ってきました。
コロナ禍を経てチケットの取り方もかなりの変化が生じています。
現状チケットの販売方法はどうなっているのか。
確認をしながらチケットの取り方を最新バージョンでまとめてみようと思います。

その前に重要なことを。
ライブに行きたいと思っているアーティストの転売対策の本気度

これを確認してみてください。
簡単に言えば本人確認をどれだけ厳密にやるかということです。

少し前までならばチケット代金を払ってチケットを購入し入場時にもぎってもらえば

誰でもライブ会場に入ることができました。

でも最近のチケット販売の多くはネットを経由するものが主流。

ネット経由なので名前を登録するのも当然のこと。

無記名で購入できるチケットはメジャーなアーティストではほぼない状態といってよいでしょう。

その登録している名前を使って入場時に本人確認を実施するかどうかは重要な点です。

 

現状では

Ⓐ本人確認を厳しく行っているアーティスト

Ⓑ本人確認を行っていないアーティスト

の2種類に分かれます。

 

Ⓐの本人確認を厳しく行っているアーティストは例えば

山下達郎

浜田省吾

矢沢永吉

サザンオールスターズ・桑田佳祐

Mr.Children・・

 

Ⓑの本人確認を行っていないアーティストは

小田和正

THE ALFEE

吉川晃司

玉置浩二・・

とごく一部を挙げましたがこんな感じです。

私が行くようなアーティストばかりなのでそれぞれのアーティストは各自でご確認ください。

ただし前回のライブまで本人確認をしなかったアーティストでも方針を転換し

次回からは本人確認を実施することもありえますから

チケット申し込み時にはその都度確認する必要があるでしょう。

主催者との約束事は必ず守ることが必要

ⒶとⒷの違いは

Ⓐの場合は正規のルート以外でのチケット購入は入場できないが

Ⓑの場合はチケットさえあれば購入ルートは問題とならず入場できる

というものです。

またⒶの場合は主催者から様々なルール・約束事が提示されていてそれを全て順守しなければ

入場することができません。

例えば

入場時に本人確認を実施するので公的な身分証明書を当日持参して提示しなければいけない とか

顔写真を申し込み時に登録しなければいけない 

といったものが挙げられます。

とにかく転売対策のために運営側はお金も労力もかけているのでその約束事が守れないなら

来ないでくださいというスタンスです。

こういった転売対策に早くから力を入れているのは山下達郎さんです。

(コブクロも早くから行っているようですが詳しくないものですみません)

達郎さんは2017年のツアーから完璧な転売対策を実施し転売目的の購入がなくなったおかげで

チケットは格段に取りやすくなりました。

当時の状況は「山下達郎出雲公演は竹内まりやサプライズ登場を期待」(2017年5月29日)

に書いていますのでご参考まで。

各種先行販売に乗り遅れないように

Ⓐの場合は

①FC会員抽選先行

②オフィシャルHP先行抽選予約

③プレイガイド会員抽選先行(ぴあ、ローチケ等)

④一般発売

⑤公式リセール

⑥直前販売

といった感じで販売されることが予想されます。

(必ずしも上記全てのエントリー方法が用意されるわけではありませんのでその都度ご確認を)

いずれにしても正規のルート以外のチケット入手はできないので

できるだけ早い段階からエントリーしていくことが肝要です。

 

Ⓑの場合は上記の正規のルート以外に余った人から購入することも可能です。

その仲介をするのがチケット流通センターやチケジャムといったチケットの二次流通サイトになります。

こちらに対しては最初から嫌悪感を抱く人も多いようです。

確かに高額で出品する転売目的の人もいて見るだけで苦々しく思うものもありますが

全部が全部そうではありません。

純粋に行けなくなったり余ってしまい定価以下で出品されているのも決して少なくありません。

特にリセールが早い段階で締め切られてしまい正規ルートで売ることができず

泣く泣く格安で出品されているものもよく見かけます。

行けなくなったチケットをいくらかでも回収したくて定価以下で出品することにまで

目くじらを立てるのは行き過ぎた反応ではないかと思います。

定価以下での売買なら許容される社会の方が健全だと思うのですが。

ただしⒶの本人確認を実施するチケットを二次流通サイトで購入しても入場できない可能性が

ありますからⒶのチケットの場合定価以下でも正規ルート以外で買うことはやめておくべきです。

本人確認のあるなしにかかわらず、

ライブ情報をいち早く入手して→各種先行販売に乗り遅れず申し込む

というのが基本であり、鉄則であることに変わりはありません。

情報のアンテナは常に張っておきたいものです。

そしてもう一つ重要あのは

最後の最後まであきらめないこと

 

2021年9月19日大阪城ホールで開催されたB’zとMr.Childrenが共演したUNITEというライブ。

スタンド席の上部3~4列にはお客さんを入れず5,000人を収容上限というのを厳密に守っていたよう。

そのためチケット入手が超激戦だったのですが、公演当日の直前販売でチケットが手に入りました。

また2022年6月19日ヤンマースタジアムでのMr.Childrenツアー最終公演。

この日も公演当日にチケットがゲットできました。

しかも両方とも販売開始の12時に取れたわけではなく

1時間以上経って一瞬流れたものが復活した瞬間での獲得でした。

粘ってよかったと心底思いましたよ。

ライブ会場にいる人はみんな最後まであきらめなかった人。

最後の最後まであきらない思いがきっとあなたをライブ会場に導いてくれますよ、きっと。


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コメント: 2
  • #1

    ヤッチ (木曜日, 07 9月 2023 15:34)

    昨年の桑田さんの年末Live前に、このブログを
    見つけて、長くLiveから離れていたので
    右も左も分からず‥
    本当に助かりました!

    12/28横浜アリーナも直前まで、都合5回外れて
    宿もキャンセル‥

    でも管理人さんがギリギリ直前もあるはずなので
    アンテナをと!

    まさにその通りで、運よく獲得できて
    Liveに行くことができました。
     
    本当に人生で忘れる事が出来ないLiveで
    今でも時々思い出して‥
    胸が熱くなります。

    このブログのおかげで、沢山のLiveに行きたいと
    思い、今年は色々なアーティストのLiveに
    行きました!

    様々なSNSがありますが、自分はこのボリュームあるブログが大好きです!

    沢山更新されて嬉しい限りww



  • #2

    管理人 (木曜日, 07 9月 2023 20:02)

    ヤッチさん、こちらの記事もお読み頂きありがとうございます。

    昨年末の桑田さんのライブの頃からお付き合いいただいているんですね。
    ヤッチさんのコメント本当に励みになります。
    ライブに行きたい人のお役に立てればと思い立ち上げたサイトなので
    少しでもお役に立てていればとてもうれしいです。
    これからはたくさん更新していくつもりです。
    ぜひ引き続きお付き合いくださいね。