GACKTライブから見える今後のチケット代金価格設定細分化と高額化

2022年3月からのGACKTツアー

GACKT様のライブツアーが11/2に発表されました。

 

2021年9月の活動休止アナウンスから1年経ち活動を再開し始めたGACKT様。

 

2022年3月から全国3都市でGACKT「LAST SONGS 2023 feat.K」が開催されるとのこと。

 

詳細を見てびっくり。

 

私が驚いたのはチケットの種類と価格設定。

 

今後日本のライブイベントに相当の影響を与えそうな予感。

 

その詳細は・・

 


<LAST SONGS 2023 feat. K>

 

2023年3月24日(金)東京ガーデンシアター

 

2023年3月26日(日)グランキューブ大阪

 

2023年3月31日(金)福岡サンパレスホテル&ホール

 

■時間 開場18:00/開演19:00

 

■出演 GACKT/K

 

■料金

・ダイヤモンド指定席60,000円 前方より10列目以内のお席の確約 ダイヤモンド指定席限定プレゼント付き 終演後にGACKT、Kとのミート&グリート(写真撮影)あり

 

・プラチナム指定席30,000円 1階席中央より前のお席の確約 プラチナム指定席限定プレゼント付き

 

・指定席10,000円 指定席限定プレゼント付き

 

■チケット受付 2022年11月5日(土)12:00~

 

GACKT ONLINE G&L MEMBERS CLUB会員先行の受付がスタート

 

※以降のチケット受付についてはオフィシャルホームページにてご案内いたします。

 


良い席なら高くても欲しいファン心理

今まで日本では「全席指定」というのが主流でした。

 

でもですよ、例えば東京ドームのアリーナ1列目と2階席最後列とが「全席指定」の名のもとに

 

同じ価格というのはおかしいと思いませんか?

 

外国人アーティストであれば3,4種類の席種を用意しているのに

 

頑なに「全席指定」一律の料金でチケットを販売している日本人アーティスト。

 

高額転売に対しては厳しい対応を取りつつあるのに何で変わらないのかと疑問に思ってました。

 

でも最近ではプレミアム席等高額な席種を設定することが増えてきました。

 

良い席なら高くても欲しいというファン心理に向き合い、

 

高額になった分の利益がアーティスト側に向かうのなら

 

ファンも納得してお金を払うということにようやく気付いた感じです。

今後良い席はプレミアム価格になりそう

そんな流れのなかでの今回のGACKT様のチケットの種類と価格設定。

 

ファン心理をついたお見事なものだと思います。

 

ステージから10列目以内が確約され終演後には記念撮影もできるなら

 

熱烈なファンにとっては6万円は頑張れば用意できる絶妙な金額では。

 

今後はこれにならって良い席をプレミアム席として高額な価格設定で販売するアーティストが

 

増えてくるでしょう。

 

6万円くらいに設定できるのは超一流のアーティストに限られるでしょうが。

 

ちなみに2022年のツアーにおける他のアーティストのチケットはこんな感じでした。

 

矢沢永吉さん SS席(ピンバッジ付)18,000円 S席13,000円 A席9,000円 立見6,500円

 

B’z SS席(B’zPARTYのみ)15,500円 S席11,000円 立見11,000円

 

安全地帯 SS席15,000円 S席13,000円 A席11,000円 B席7,000円

 

ゆず S席16,000円 指定席11,000円 着席指定席11,000円

 

上記のアーティストは「全席指定」ではなくなっています。

 

今後この流れは加速するでしょう。

 

(安室ちゃんのこんな席なら10万円でも買っちゃいそう)